1.土作り

土作り

おいしいお米を作るためにまず必要なのが土台となる土作りです。
ライスジャパンでは土作りにこだわります。
堆肥と呼ばれる肥料を入れる事で母体となる土壌の状態をよくしていきます。
土壌の状態をよくすることで強い稲を育てることができます。

2.種もみ

種もみ

種もみとはかんたんに言うと稲の種のようなものです。

よい稲を育てるにはよい種もみが必要になります。

ライスジャパンでは富山県にある日本一の種場の品質がよい種もみを使っています。

3.種まき

種まき

通常、苗箱1枚当たりに200gの種もみを撒きますが、ライスジャパンでは300gの種もみを撒き、田んぼ1枚あたりの使用する箱の枚数を減らします。

さらに使用する土は栄養がたくさん入った軽い土を使う事により生産の効率を上げています。

これらによってライスジャパンでは、お米の品質を向上させる事で、あなたにおいしいお米をお届けすることができるのです。

4.育苗

育苗

稲作の用語で「苗半作(なえはんさく)」と言う言葉があります。

苗の出来次第でお米の味の半分が決まると言う意味です。

苗の状態は稲の生育に大きく影響します。

育苗日数は約15日から20日をめどにしていますが、早すぎると根の張りが悪く植え付けの際に植痛みが出てしまいます。逆に育てすぎると苗が老化してしまい、植え付け後の生育に影響します。

そのため苗の管理はとても重要です。

ライスジャパンでは、あなたにおいしいお米をお届けするために、徹底した苗の管理を行っています。

5.田植え

田植え

田植えは苗と苗の間隔を広げて植えます。通常の農家は18センチ間隔が多いのですが、ライスジャパンではお米の種類によって21~24センチ間隔にしています。

間隔を広げることにより田んぼ1枚あたりに収穫できるお米の量は少なくなってしまうので、通常の農家では間隔を広げることはやりたがりません。

しかし、間隔を広げることで苗への風通しや日当たりがよくなるため、根の張りも強くなります。その結果おいしいお米ができるのです。

ライスジャパンでは、おいしいお米を作るために一切妥協はしません。

6.肥料

肥料

ライスジャパンでは、肥料は米ぬか、なたね粕など有機の入った肥料を使っています。

有機肥料は分解がゆっくり進むため、稲が少しずつ確実に養分を吸収してくれるのです。

一方、化成肥料はすぐに溶け始め余分に稲が吸収してしまうため、病気になりがちになってしまいます。

ライスジャパンでは稲の生育状態を細かくチェックし、稲の生育に合わせて肥料をやることで稲を常によい状態に保ちます。

7.農薬

稲

ライスジャパンでは農薬はできる限り抑えています。

通常は種の時から数えると殺菌、殺虫、除草剤など5回は農薬を使わないといけない時期がありますが、必要最低限しか使いません。

お米は自然の中で育てる作物なので、その年の気候などにより稲の病気や虫の異常発生などは考えられます。そのときは稲の生育や収穫したときのお米の品質を考えた上で、必要最低限の農薬を使い被害を抑えるようにしています。

世の中には無農薬米と表記しているお米もたくさんあります。

ただ、農薬を使わないことにより、稲が病気になってしまったり害虫の被害で品質が下がってしまったりという悪影響が起こることも考えられるのです。

8.収穫と調整

稲刈り

収穫したてのお米の水分は25%から28%くらいあります。

これを14~15%くらいまで乾燥機という機械で下げるのですが、短時間で乾燥させようとして乾燥温度を上げすぎるとお米が割れてしまったり味が落ちてしまいます。

天日乾燥が良いと言われますが、ライスジャパンでは外気温を同じくらいの温度でじっくり時間をかけてていねいに乾燥させています。

乾燥したお米には籾殻(もみがら)がついていますので、籾を取り粒の大きさを揃えるために米選機という機械を通し、玄米の状態で袋詰めして冷暗所に保管します。

ご発注をいただいてから精米するので、精米したての新鮮なお米をお届けします。