うるち米とモチ米の違いって?
皆さんはうるち米ともち米の違いってご存じでしょうか?
うるち米はいわゆるごはんとして食べられ、コシヒカリやキヌヒカリなど白米と呼ばれるお米で
正式にはうるち米と呼ばれます。
対してもち米は蒸した後、お餅やおこわとして加工され食べられることが多いです。
この2つのお米、どちらも稲から収穫され玄米となりますが違いが大きく、見た目の最も大きな違いは
うるち米は透明~半透明の粒に対しモチ米は乳白色で形も少し丸みをおびていることです。
またお米はうるち米、もち米共にでんぷんが主成分ですがそのでんぷんの構成が大きく違い、
うるち米がアミロースが約2割アミロペクチンが約8割なのに対し、もち米はほとんど全部が
アミロペクチンからなります。
アミロペクチンの割合が多いうるち米は冷めても硬くなりにくい特徴を持ったお米となります。
もち米の白米はうるち米と比べてもなかなか目にかかる機会は少ないですが、じっくり見比べてみると
面白いかもしれませんね。